PC環境を整える(Chrome)
RPAでブラウザUIを操作する機会は多いかな。
将来的にInternet Explorerはサポートが無くなるので
わたしは、Google Chromeでスクリプトを組むことにしている。
しかし、Chromeは、ほぼ勝手にバージョンアップを行う。
その時、ipaSロボで使うChromeDriverも更新してくれると良いのだが
ここは、自分でアップデートする必要がある。
わたしは、開発用PC と 実行用PC を分けており
開発用PCで、ipaSロボの動作確認しOKだったら
実行用PCに、ipspファイル移植 と ChromeDriverのアップデート を実施
するようにしている。
実行用PCの方の Chromeバージョンアップが先行してしまえば
今から紹介する方法は、無為かもしれないが
ChromeDriverのバージョンアップも自動化しようという試みだ。
- 定期的に、https://chromedriver.chromium.org/downloads からダウンロードし、任意のフォルダに 例:chromedriver_86.0.4240.22.exe という風に名前を付けて保存。
- 一方で、BATファイルを用いて、Chromeバージョンをファイルに書き出す。
- ipaSロボの中で、2で得たバージョン情報を元に、1のフォルダ内に確保してあるchromedriverファイルを以下のフォルダにコピー。
C:\Program Files\ipaS\ipaSIDE\lib\selenium\chrome\chromedriver.exe
※元の chromedriver.exe は名前を変更しておき、いざという時の為にとっておく。
大まかな流れは、以上。
2.「BATファイルを用いて、Chromeバージョンをファイルに書き出す」には
dir /B /O-N "C:\Program Files\Google\Chrome\Application" > d:\chromeinfo.txt
※パスは Program Files (x86) の場合もあるかも。
とすることで、Dドライブ直下に chromeinfo.txt が作成される。
(ファイルの中身)
SetupMetrics
master_preferences
Dictionaries
chrome_proxy.exe
chrome.VisualElementsManifest.xml
chrome.exe
{バージョン情報}
(以上)