確実に成果物を生成する
その為には
『シナリオが終わった後、成果物ができていなかったら 再度 ipaSロボを実行する』
をBATファイル内で記述すれば良い。
確実に...であれば、無限ループにしてしまえば良い。
わたしはループを上限3回と決めています。
ループの仕方って色々あるが、以下の記述が分かり易いかな。
例:3回チャレンジする
set /A max_cnt=3
set /A cnt=0
:TOP_LABEL
set /A cnt=cnt+1
rem 成果物を前提条件:成果物を生成できた場合、ipaSロボで key.txtファイル を書き出す。
del /q D:\key.txt
call "C:\Program Files\ipaS\ipaSIDE\ipaSCLI.exe" -e "D:\scenario.ipsp" "pram1" "param2"
if not exist D:\key.txt (
if %cnt% leq %max_cnt% (
goto TOP_LABEL
) else (
goto BOTTOM_LABEL
)
)
:BOTTOM_LABEL
exit
(以上)
完全自動化って?
RPAロボに実行させる一連のタスクのことを「シナリオ」と呼ぶことにします。
RPAロボが実行する一つ一つのコマンドを「スクリプト」と呼ぶことにします。
RPAロボがシナリオを無事終了すると「成果物」が生成される。
おそらくその成果物は100%信頼できるモノだと思われる。
一方、同じタスクを「ヒト」が実行しても「成果物」が生成されるが
残念ながら、ヒューマンエラーが潜むケースがありえちゃう。
いずれにせよ、ダブルチェック、トリプルチェックが必要な場面も出てくるわけだが
これは別途記事を立てたい。
さて、
RPAロボがスクリプトを進めていく中で、稀にエラーが発生し
成果物が生成されない事が数%の確率で発生する。
この数%をどこまで追い求めるのか...作り手(SE)が拘るべきKPI。
また、
対クライアントのSLAでしっかり共有できていないと、大変なことになる。
PMの手腕が問われる一場面だ。
わたしが利用するRPAロボは デリバリーコンサルティング社の「ipaSロボ」だ・
着手したのが、2018年度。
当時はノウハウもないので、平均12~15%の確率でエラーだった。
2020年度は、7%の確率、リカバリーも自動化するよう進化した。
目指すのは
- エラーリカバリーも自動化
- ダブルチェック(必要に応じ、トリプルチェック)も自動化
- 成果物をお約束の時間までに提出